今週末にレーズン酵母の入門レッスンがあるので、久しぶりにレーズン酵母の元種を
起こしました。
元種で焼くパンは小麦の風味がグンっとUPし、旨味が更に凝縮されている感じが
大好きです。
元種って結構余りがちで、でも足が速くて(=酸味が出るのが早い。でもこれは元種の
配合にもよりけり)「消費しなきゃ!」と追われるイメージを持たれがちだったりするし、
実際以前までは私もそうだったんだけど、自分が作りたいものを明確にして計画的に
元種を仕込めば、そんな「消費しなきゃ!!」に追われることも無い。
むしろ「消費しなきゃ!」よりも、「これが作りたいから元種を起こす」ってしないと
すごーく勿体ない。
だって、元種は自家製酵母パンの発酵も促進させてくれ、小麦の風味をUPさせてくれ、
パンの劣化速度を緩めてくれたりと、いいことづくし。
だからいつもフレッシュなものを使ってあげたいですね。
とは言え、元種が余ることだってありますよね。
そんな時は決まって酵母菓子。
(私は結構フレッシュな元種をこのために起こしたりもしますが…)
以前レシピアップしているチョコレートケーキのレシピを少しだけ触って。
ほんの少し粉類やお砂糖を追加したのと、フィリングを入れただけです。
フィリングはドライフィグとピスタチオにカカオ78%のクーベルチュール。
マフィン型に入れて室温で発酵を取り、仕上げにまたドライフィグとピスタチオを。
フィリングのフィグとピスタチオは少し大きめに、仕上げは少し小さめにカットすることで
口当たりに変化を付けました。
とっても美味しい!!
ちなみに、今回は友人の子供たちへプレゼントするため、ミニサイズでマフィンを作りました。
使った方はcottaさんの12個取りの型。↓↓
実はいつか販売してみたいなと思っていた時に、友人が作ってくれたinizio専用の
商品シールがあったので、ラッピングの仕上げにそれを貼っただけで、あらまぁ素敵。


なんだか本当の売り物みたいで、テンションあがっちゃいました。(笑)
プレゼントする時にこうした少しの工夫だけでも、受け取り手の方にも更に喜んでもらえて
ラッピングの大切さを身に染みて感じますね。
皆さまもプレゼント時は少し特別なラッピングをされてみるといいかもしれませんね!